お金をかけた水道設備もいずれは壊れる

新築をしたり、リフォームなどで新しい水道設備を新設するような場合、その水道設備が壊れ無いようにするためにできるだけ高価な価格の素材を使用した設備を取り付けたり、しっかりとした設備の取り付けを依頼したりすることもあると思います。このようなお金をかけた水道設備は、あまりお金をかけなかった水道設備よりも比較的壊れにくいという特性は持っていますが、それでもどれだけお金をかけた水道設備もいずれは壊れるものです。そのため、お金をかけて設置をしたとしても、ずっと壊れないと高を括ることは絶対にしてはいけません。

なぜお金をかけた水道設備はいずれ壊れてしまうのか?それについては、水道設備の一部分に、消耗品が使われていることが理由としてあります。よくパッキンという言葉を耳にすると思いますが、このパッキンは水道設備の中でも消耗品の代表格になるようなものです。パッキンは基本的に水道の蛇口内部など、水を堰きとめるような場所で使用されますので、常に水と触れていることやゴム製ということなど劣化する要素をかなり多く持っています。このようなパッキンなどの消耗品は、水道を使用していても使用していなくても、時間の経過とともに確実に壊れます。

蛇口の交換 – YouTube

また、配管などについても地震などの大きな圧力が加わって歪みが生じてしまうと、配管自体に隙間ができたりひび割れが起こってしまったりしてそこから水漏れなどが起こってくることも有り得ます。このような人間の力ではどうしようもない出来事が起こることによっても、水道設備は常に壊れる可能性をはらんでいると言えるでしょう。

水道設備はいずれ壊れてしまうというとかなり世知辛いような気もします。しかし、人間もしかり物もしかり同じように寿命が存在していますので、それも仕方の無いことであると言えるので、しっかりと受け止めた上で壊れた設備に対してどのような対処をするかについて考えておきましょう。